内服薬のこと

この前、フィコンパのブログを書いたときに思ったんですが、

あれ?従来の抗てんかん薬の作用機序がわからんぞ。

って・・。

だから苦手だし、苦手だからなかなか勉強する気にもなれないんだ。
おのおの薬の特徴は少しずつ勉強するとして、全体的にだいたいの作用機序だけでも頭に入れときたいものです。
治療薬マニュアルとか今日の治療薬とか見てみると、1つにギュっとまとまってる図はとてもありがたいんですが、複雑すぎて理解できない・・。

もう少しシンプルなのがいいんだよね。

フィコンパのインタビューフォームに載ってた図がシンプルで、ブログでまとめたときにその図を参考にして書いたので自分としてはわかりやすい。
なので、その図を再利用しまして・・、この図だけですべての機序が説明できるわけではないんですが、サッと頭に入れるのには丁度いい。

新薬・適応追加

この前、新しい作用機序の抗てんかん薬が発売になったと、製品紹介の勉強に行ってきました。
選択的AMPA(α-amino-3-hydroxy-5-methyl-4-isoxazolepropionic acid)型グルタミン酸受容体(AMPA受容体)拮抗剤

フィコンパ錠(ペランパネル)

薬価は、
フィコンパ(2):189.70円
フィコンパ(4):310.20円
(2019-04-09現在)

コンパにパネルと名前としては覚えやすい・・w
抗てんかん薬としてはエクセグラン(ゾニサミド)以来、約30年ぶりのMADE IN JAPAN らしい。
せっかくなので忘れないうちに特徴などまとめておきましょう。