抗てんかん薬の作用機序を図と表でまとめてみる。イーケプラ他。

2016-08-09内服薬のこと

この前、フィコンパのブログを書いたときに思ったんですが、

あれ?従来の抗てんかん薬の作用機序がわからんぞ。

って・・。

だから苦手だし、苦手だからなかなか勉強する気にもなれないんだ。
おのおの薬の特徴は少しずつ勉強するとして、全体的にだいたいの作用機序だけでも頭に入れときたいものです。
治療薬マニュアルとか今日の治療薬とか見てみると、1つにギュっとまとまってる図はとてもありがたいんですが、複雑すぎて理解できない・・。

もう少しシンプルなのがいいんだよね。

フィコンパのインタビューフォームに載ってた図がシンプルで、ブログでまとめたときにその図を参考にして書いたので自分としてはわかりやすい。
なので、その図を再利用しまして・・、この図だけですべての機序が説明できるわけではないんですが、サッと頭に入れるのには丁度いい。

抗てんかん薬の作用機序をまとめた図

抗てんかん薬の作用機序
こんな感じ。
作用機序は大まかに分けると興奮性抑制と抑制系賦活化の2つ。

興奮性抑制の中には、
電位依存性ナトリウム又はカルシウムチャネルの阻害。
興奮系のグルタミン酸神経系を抑制。
シナプス小胞タンパク(SV2A)に結合し神経伝達物質の抑制。
AMPA受容体に結合し神経の過剰興奮を抑制。

抑制系賦活化は、
GABAA受容体に結合しクロライドチャネルが開口し細胞内電位を低下。

どの薬がどの部分に作用してる?

抗てんかん薬って、まだまだわかってないことも多いようですが、作用機序が単一ではないので、図に直接書くよりも別に表になってた方がわかりやすくないですか?

2012年6月道薬誌の話題のクスリ(イーケプラ)の中にいい表がありましたので、そこから引用しております。

抗てんかん薬の作用機序をまとめた表

  SV2A 細胞内
Ca2+遊離
Ca2+チャネル Na+
チャネル
GABA
神経系
グルタミン酸
神経系
N L P T α2δ
イーケプラ ◎ 〇 〇 ー ー × ー × × ×
ラミクタール ー ー 〇 ー 〇 ー ー ◎ ー 〇
トピナ ー ー ー 〇 ー ー ー ◎ 〇 〇
ガバペン × ー ー ー ー ー ◎ ー 〇 〇
マイスタン ー ー ー ー ー ー ー ー ◎ ー
エクセグラン × ー ー ー ー 〇 ー 〇 ー ー
リボトリール × × ー ー ー ー ー ー ◎ ー
テグレトール × × ー ー ー ー ー ◎ ー ー
アレビアチン × ー ー ー ー ー ー ◎ 〇 ー
デパケン × ー ー ー ー 〇 ー ◎ 〇 ー
フェノバール × ー ー ー ー ー ー ー ◎ 〇

〇:作用あり(◎主要な機序) ×:作用なし ー:作用不明

スマホ縦で見ると表が切れてしまうかも。
横で見てくださいw

まぁ、結局ややこしい。
○も全部頭に入ってたらカッコいいよねw
コツコツ勉強しないとダメだねこりゃ。